ごみを出すときは、近所のスーパーマーケットで10Lや20Lの従量制ごみ袋を買って、使うようにする。
(2) 生ごみ生ごみは水気をよく切って、近所に置かれている生ごみ箱に入れる。
(3) リサイクルごみごみの中で、リサイクルが可能な紙類、瓶類、発泡スチロール(カップラーメンの容器)、缶、プラスチック、ペットボトルなどは、透明のビニール袋に入れて、決められた曜日に家の前に出す。
(4) 粗大ごみごみの中でもたんす、机、テレビなど、大きすぎて従量制のごみ袋に入らないごみは、大きさを確認したのち、最寄りの住民センターに届け出て有料の黄色いスティッカーをもらい、捨てる物に貼り付けて家の前に出しておけばよい。
韓国の教育課程は小学校6年、中学校3年、高等学校3年、大学4年(専門大学は2年)となっている。小学校6年と中学校3年は義務教育で、この期間の学費は無料である。
▶ 教育課程の運営1年を2学期に分けて教育プログラムが運営されている。1学期が終わると約1ヶ月の夏休みがあり、2学期が終わると新学年が始まるまで約2ヶ月間の冬休みと学期末休みがある。一般的に1学期は2月末~3月初め、2学期は8月末~9月初めに始まる。
(1) 小学校教育小学校課程は6年間である。満6歳から小学校に通うことができる。小学校では国語、数学、正しい生活、知恵のある生活(社会、自然科目)、楽しい生活(音楽、美術、体育)等の科目を学ぶ。初等教育は義務教育で、無償教育である。親が子供を小学校に通わせない場合、保護者が処罰されることがある。
▶ 放課後活動の支援低所得家庭や共稼ぎ夫婦の子供達を対象に、親に代わって放課後の保育並びに教育サービスを支援している。放課後学校(各級学校)、地域児童センター、青少年放課後アカデミー、放課後保育(保育施設)等により、小学校に通う児童をはじめ、小中学生の放課後教育・活動や宿題指導をサポートしている。
(2) 中学校教育中学校課程は3年。国語、社会、数学、科学、技術、家庭、体育、音楽、美術、外国語(英語)科目を学ぶ。中学校は自宅から近い学校が割り当てられ、小学校と同様、義務教育である。親が子供を中学校に通わせない場合、保護者が処罰されることがある。
(3) 高等学校教育高等学校課程は3年で、一般系高等学校、専門系高等学校、科学高等学校、特殊目的高等学校など、色々な高等学校がある。科学高等学校や特殊目的高等学校は試験を受けなければならず、その他の一般高等学校は地域内の居住地を中心に推薦により入学できる。高等学校は義務教育ではないので、学費は各家庭で出さなければならない。学費は地域や学校の特性によって異なる。科学高等学校や特殊目的高等学校を除く高等学校の学費は、3ヶ月で40万ウォン程度である。但し、家庭の事情により、学費の減免を受けることができる。
(4) 大学教育韓国の大学には4年制大学と2年制大学がある。概して4年制大学では職業教育よりも専攻の勉強をし、2年制大学では職業に関する専門技術を学ぶ。設立の趣旨によって大学を一般大学、特殊目的大学、特殊大学などに区分することもある。特殊目的大学には教育大学、開放大学、放送通信大学、科学技術大学などがあり、特殊大学には士官学校、警察大学、税務大学などがある。大学に進学する際は、一般的に毎年実施される修学能力試験を受け、その点数をもとに自分が進みたい大学に志願することになる。
▶ 大学の種類大学は4年制の一般大学、産業大学、教育大学、放送通信大学、サイバー大学、及び2~3年制の専門大学、技能大学などがある。
多文化家庭の児童が保育施設や幼稚園に通う場合は、財産所得水準に関係なく、保育料または幼稚園教育費の全額支援を受けることができる。
医療共済会に加入すると、指定の個人病院で診療費総額の60~70%、指定の総合病院で診療費総額の40~50%の割引を受けることができる。また、入院したり手術をする場合、診療費の割引を受けることができ、全体の診療費から食事代とベッド代を除いた金額の50%(1人につき最大100万ウォンまで)の支援が受けられる。ただし、出産の場合、妊娠4ヵ月前に加入しないと、自然分娩20万ウォン、帝王切開40万ウォンの支援を受けることができない。夫婦はそれぞれ加入する必要があり、満12歳以下のこどもは、母親か父親の名前で1名ずつ無料で加入できる。
加入時の必要書類 : 旅券の写し、写真2枚、加入費 5,000ウォン 毎月の会費 : 6,000ウォン 韓国外国人住民健康協会 : ☎02-3147-0516~8 アジア人権文化連帯 : ☎032-684-0244 富川外国人労働者の家 : ☎032-654-0664
病気や怪我で病院に行くときは最寄りの医院を受診する。診療分野に応じて診療科目が分かれているので、どこが悪いのかをよく確認して当てはまる医院を訪ねるようにする。健康保険証があれば、忘れずに持参する。
健康保険雇用許可制の労働者は健康保険への加入が義務づけられている。医療保険に加入すれば、韓国人と全く同一の保険特典が受けられる。健康保険の加入は会社で処理し、保険料の50%は会社が、残りの50%は本人が負担する。健康保険カードを持参して病院で診療を受ければ、保険基金で診療費の一部(平均60%)を負担してくれるため、その残り分だけを本人が負担すればよい。未登録の滞留状態であっても、基本的な医療支援は受けられる。
健康保険が適用されない場合自動車保険や産災保険などで治療費の補償を受ける場合、作業中の事故で会社が治療費を負担する場合や、犯罪などの不法行為による被害を受けて加害者が賠償責任をとる場合などには、健康保険が適用されない。
健康保険がない外国人の場合制度的な医療特典(健康保険)を受けられない外国人労働者の場合は、一定額の会費を払って医療費の支援を受けられるプログラムを活用するとよい。この医療プログラムに加入したい外国人労働者は、加入費5,000ウォンと最初の月会費6,000ウォン、写真2枚、パスポートのコピーを持参して最寄りの外国人労働者相談所を訪問。個人病院の場合、診療費の30~40%だけを本人が負担すればよく、総合病院では40~50%割引された金額で治療を受けられる。
国民健康保険公団 ☎1577-1999 富川北部支社(松内北部駅): 富川市遠美区松内大路70 ワールドタワー9~11階 (旧住所・遠美区上洞454-1) 富川南部支社(富川南部駅): 富川市素砂区深谷本洞746 チュウンメディスタワー6、7階
外国人住民が抱えている悩み事を相談と教育で解消し、社会的に安定した状態で働けるように、外国人福祉センターと相談センターが運営されている。5ヶ所(水原、安山、始興、南楊州、華城)の外国人福祉センターでは、賃金未払い、暴力、人権侵害、法律、生活苦に関する相談を支援している。
京畿道内の外国人住民福祉センター
機関名 | 住所 | 連絡先 |
---|---|---|
南楊州市外国人勤労者福祉センター | 南楊州市和道邑鹿村里33-9 | ☎031-594-5821 |
水原市外国人福祉センター | 水原市八達区梅山路3街72-2 | ☎031-223-0075 |
始興市外国人福祉センター | 始興市正往洞1366-6 | ☎031-434-0411~3 |
安山市外国人福祉センター | 安山市檀園区元谷洞991-1 | ☎031-481-3301 |
華城市外国人福祉センター | 華城市郷南邑求文川里924-2 | ☎031-8059-1261 |
金浦市外国人住民支援センター | 金浦市陽村邑鶴雲里2769(金浦ゴールドバレー内) | ☎031-985-7021 |
富川市多文化家族支援センター
機関名 | 住所 | 連絡先 |
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富川市多文化家族支援センター | 富川市遠美区上洞394-2(ポクサゴル文化センター内5階509号) | ☎032-320-6390~7 |
富川市外国人関連非営利法人
機関名 | 住所 | 連絡先 |
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京畿グローバルセンター | 富川市素砂区松内2洞373 大宇プラザ506号 | ☎032-343-1412 |
ウリハムケ | 富川市遠美区素砂洞23-18 | ☎032-348-7575 |
富川市外国人関連非営利民間団体
機関名 | 住所 | 連絡先 |
---|---|---|
富川移住労働者福祉センター | 富川市素砂洞23-18 | ☎032-348-7575 |
富川外国人労働者の家 | 富川市遠美区中2洞1093-1 3階 | ☎032-654-0664 |
アジア人権文化連帯 | 富川市遠美区陶唐洞279-13 | ☎032-684-0244 |
富川多文化センター | 富川市遠美区春衣洞135-8 | ☎031-677-7480 |