深谷川

位置 : 富川市深谷洞193一帯(素明女子高十字路～富川消防署)

説明

深谷川は、富川市の都心を横切る富川の昔の川で、富川市の都市開発により1983～86年に覆蓋され、約30年にわたり上部は道路、下部は下水道として使用された。その後、都市開発の先進化につれて、深谷川の復元を求める時代的流れに従い復元計画が樹立され、2014年12月から2017年4月まで28ヶ月にわたり復元工事が実施された。 　復元区間は、富川市素明女子高十字路から富川消防署までの約0.95km区間で、河川の斜面は自然石で造成され、様々な種類の木と草花が植生しているため、都心の中の環境にやさしい水辺空間として利用されている。 　川を流れる水は、下水処理場で浄化した生活下水の再利用水(21,000㎥/日)で、365日清浄な水が供給されるよう設計されており、資源リサイクルの模範事例として注目されている。