支援機関:知能ロボティクス研究センター(電子部品研究院、富川産業振興財団)
ロボット産業とは?
知能型ロボットやロボットの部品を製造・販売・開発する産業で、最近の自動運転自動車、ドローン、人工知能などの4次産業の根幹となる主力産業
事業分野
01 電子・IT分野の先端素材部品の研究開発
02 電子・IT分野の情報通信メディアの研究開発
03 電子・IT分野の融合システムの研究開発
04 事業創出、技術移転による創業支援
05 共同R&D、技術コンサルティング、研究装備共同活用による企業R&D支援
06 技術移転と事業化、信頼性試験分野を通して企業の事業化を支援
07 グローバル協力、在職者教育、R&D人材マッチングによる企業成長支援
主な業務
1. 共同技術開発
政府R&D事業に企業と共同で参加したり、企業受託課題などを通して企業が必要とする技術を開発
主な部処
未来創造科学部
産業通商資源部
中小企業庁など
各研究本部の主な技術分野
先端素材部品分野
ICTデバイス・包装、ディスプレイ素材部品の融複合電子素材、次世代電池、スマートセンサー、ナノ素材部品、信頼性技術など
情報通信メディア分野
スマートメディア、VR/AR、スマートネットワーク、コンテンツ応用、モビリティプラットフォーム、知能型映像処理技術など
融合システム分野
IoTプラットフォーム、エンベデッド・SW、SoCプラットフォーム、エネルギーIT融合、ヒューマンケアシステム、知能メカトロニクス、知能ロボティクス技術など
2. 技術移転と事業化の支援
KETIが研究開発により保有している様々な核心・要素技術を企業に移転して、移転技術の事業化を支援
・KETIホームページ(www.keti.re.kr)右側の「技術移転」ページからオンライン検索可能
テーマごと(IoT、スマートカー、ドローン、ロボットなど)、産業ごと(電子電気、自動車、素材部品など)に技術移転が可能な事業化対象技術を検索・照会できる。
3. ボトルネック技術コンサルティング
KETIの修士・博士級研究家による専門コンサルティング、専門家マッチングなどを通して企業のボトルネック技術の解決を支援
・KETIホームページ(www.keti.re.kr)の「ボトルネック技術コンサルティング依頼」からオンラインで依頼できる。 (www.keti.re.kr) → 企業協力プラットフォーム → 「ボトルネック技術コンサルティング依頼」ボタンをクリック)
コンサルティングの流れ
ボトルネック技術コンサルティング依頼
可・不可を確認
研究者とマッチング
コンサルティング実施
4. 研究設備支援
中小企業で保有することが困難な高価な研究施設・設備の共同活用支援システムを設けて、試験・分析などのサービスを提供
保有設備
光学基礎設備、化学物分析設備、エンジニアリング加工・試験設備、電気・電子測定設備、物理的特性分析設備など計2,232種類の設備を保有
保有設備の詳細情報はKETIホームページ参照
企業協力プラットフォーム → 研究設備支援 → 保有設備の検索と利用申請
富川メカトロニクス研究団
精密モーター、メカトロニクス、ロボットに関する約200種類の設備保有と評価支援
富川内の企業は設備利用料の30%割引適用
試験のお問い合わせ:装備運営チーム (032-621-2872、changi4@keti.re.kr)
5. 在職者教育
KETIは「国家人材資源開発コンソーシアム」運営機関として、IT融合システム分野の企業在職者の力量を向上させる職務教育を実施
教育対象: 雇用保険料を納付している在職勤務者
参加費用: 無料(教材と昼食提供)、ただし、コンソーシアム協力機関に登録されていない在職者は簡単な協約手続きを経てから受講可能
修了条件:教育時間基準で80%以上受講した者に修了証発給
参加申請と詳細内容:ホームページhttp://ittcketi.re.kr参照
お問い合わせ: KETI企業成長支援室 (Tel. 031-789-7647、nova@keti.re.kr)
2017年の教育課程
モーター駆動インバーターの設計及び制御技術、永久磁石型モーター設計技術など計28課程
6. ロボット融合部品支援センターの運営
韓国ロボット産業の競争力確保を図り、ロボット部品産業の基盤造成、装備構築など中小ロボット部品企業の力量強化のためのワンストップ支援システムの構築・運営
事業名: ロボット融合部品の高度化基盤構築事業 (2014年9月~2019年8月)
参加機関: 富川産業振興財団
参加自治体: 京畿道富川市
センターの位置: 富川市平川路655 富川テクノパーク 401棟 1402-1号
主な活動内訳
中小ロボット部品企業の全周期的な支援のための支援センター空間を運営
ロボット部品の性能・信頼性を確保するための評価設備を構築
ロボット部品の常用化のための設備活用ロボット部品評価の認証と支援
中小ロボット部品企業のための設備と性能評価システムを活用した製品化を支援
ロボット部品企業とシステム企業間のネットワーク構築と事業化を支援