富川フィルハーモニックオーケストラ

富川フィルハーモニックオーケストラ

1988年の創団以降、堅実な演奏力と幅広いレパートリーにより、国内のみならず世界のどの舞台に立っても遜色のない韓国最高のオーケストラに成長した。富川フィルはとりわけマーラーの交響曲を全曲演奏することで有名だ。1999年から2003年まで行われた富川フィルのマーラー交響曲全曲演奏の成功は、韓国で初めての試みという評価を超え、マーラー管弦楽の世界を完璧に再現する卓越した曲解釈により、韓国音楽史における記念碑的な業績という評価を受けている。富川フィルのたゆまざる努力と卓越した業績は国内の芸術専門家からの圧倒的な支持を受け、音楽団体としては初めて「韓国のノーベル賞」と呼ばれる湖巌芸術賞を2005年に受賞するという快挙を成し遂げ、これを契機として国内最高のオーケストラとしての不動の位置を確保した。